2023年06月01日

現在、海外での麻しん(はしか)の流行が報告されています。国内でも感染の報告があり、日本での感染拡大が心配されます。埼玉県内の麻しん(はしか)患者発生状況は「麻しん及び風しん流行情報」(外部サイト)をご覧ください。
【感染経路・症状】
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる病気で、感染力が強く、同じ部屋にいただけで感染(空気感染)することがあるので注意が必要です。感染すると、10日から12日の潜伏期間を経て、38℃程度の発熱、風邪のような症状(鼻水やせきなど)、口の中に小さな白い発疹の後に高熱(多くは39.5℃以上)、耳の後部や首のあたりから始まる発疹が現れます。
【感染が疑われる場合】
感染が疑われる場合は、直接医療機関へ行かず、必ず事前にかかりつけ医や医療機関に、電話等で症状を伝え、指示に従ってください。下記のホームページで「麻しんに関する詳しい情報」を掲載していますのでご覧ください。
厚生労働省ホームページ「麻しんについて」(外部サイト)

【予防接種】
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。
・対象年齢
第1期:1歳~2歳の誕生日の前日
第2期:保育所・幼稚園などの年長児(平成29年4月2日~平成30年4月1日生まれ)
・接種方法
各1回接種(皮下注射)
なお、麻しん(はしか)・風しん混合定期予防接種に関するお問い合わせは、春日部市役所健康課予防担当(048-736-1111)までご連絡ください。