2025年05月20日

水痘の患者報告数が増加しています。
家庭内では、タオルや食器などの共用を避けるほか、マスク・手指衛生の徹底、換気などをして感染予防に努めましょう。

【水痘とは】
水痘は、感染すると、全身にかゆみのある発疹や紅斑(皮膚の表面がなること)などが現れて、水ぶくれとなります。その後、かさぶたとなり、治癒するとされています。数日にわたり次々と新しい発疹が現れます。発疹が見られる1~2日前から、出現後4~5日は感染力が高くなっています。特に、妊婦の感染は重症化しやすいため、十分に注意しましょう。

【水痘の予防のポイント】
1、2歳のお子さまは水痘ワクチンの定期接種対象者です。スケジュールに沿ってワクチン接種をしましょう。主な感染経路は、患者の咳やくしゃみなどのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」や「空気感染」、ウイルスが付いた手で口や鼻、目などの粘膜に触れることによる「接触感染」です。そのため、石けんによる手洗いやマスクの着用等をしっかり行うことが重要です。

【水痘にかかったら】
周りへの感染に気をつけましょう。
症状によっては、事前に連絡の上、早めに医療機関を受診しましょう。

【参考】
・埼玉県ホームページ「水痘の流行注意報を発令します!~妊婦など重症化しやすい方は注意しましょう~」
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・埼玉県 感染症情報センター
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