2021年12月03日

感染性胃腸炎に注意しましょう

感染性胃腸炎に感染する方が増えています。感染性胃腸炎は、例年冬季に流行するウイルス性疾患です。主な原因ウイルスとして、「ノロウイルス」「ロタウイルス」などがあります。手指や食品などを介して、経口で感染します。健康な人は軽症で回復しますが、子どもや高齢の人は重症化したり、おう吐物を誤って気道に詰まらせることがあるので注意が必要です。

【症状】おう吐、吐き気、下痢、腹痛が主な症状ですが、まれに発熱、頭痛、全身倦怠感を伴うことがあります。

【予防方法】
・料理をする前や食事の前、トイレの後は、せっけんで手指をしっかり洗い、流水で流しましょう。
・料理は中心部まで十分に火を通しましょう。
・下痢、おう吐などの症状がある場合は、食品を直接取り扱う作業を控えましょう。
・おう吐物などを拭き取る場合は、マスクや使い捨て手袋を着用して行い、拭き取りに使用したものは、ビニール袋に密閉して捨てましょう。
・汚れた場所は塩素系の薬剤で消毒しましょう。